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オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル(ONP)とは

当院常駐の上原先生はオーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル(ONP)です。

 

ONPと言われてピンとくる方は少ないと思います。今回はONPについて簡単に紹介いたします。

 

 

“オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル(ONP)とは、オーソモレキュラー栄養医学の基礎を正しく理解し、個々のクライアントの問題点に対して適切に食事や運動だけでなく栄養素のアドバイスを行うことができる栄養カウンセラーです。”

 

“オーソモレキュラー栄養療法とは、我が国では「栄養療法」「分子栄養学」「分子整合栄養医学」とも称され、栄養素-適切な食事やサプリメント・点滴、糖質コントロール-を用いて、わたしたちの身体を構成する約37兆個の細胞のはたらきを向上させて、様々な病気を治す療法です。”

引用:一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所

 

栄養カウンセラーと聞くと管理栄養士かと思われるかもしれませんが、ONPは医療系国家資格保有者がなれるもので、必ずしも管理栄養士というわけではありません。

また、栄養療法とは薬ではなく食事やサプリから摂取する栄養で、体が本来持つ当たり前の働きを促し病気を治療するということです。

 

以上を踏まえた上で栄養カウンセリングに興味を持たれた方、受けてみたい方は当院まで「栄養カウンセリングを受けたい」とお問い合わせください(※栄養解析とは異なります)。

大腸カメラ検査の費用

 

今回は「大腸カメラ検査にかかる費用」についてお伝えしたいと思います。

 

そもそも大腸カメラ検査とは、肛門からカメラの付いたスコープを挿入し、腸内部を直接観察することで、大腸がんの元となる大腸ポリープや病変等がないかを調べる検査です。

定期的な検査を行うことで大腸がんの早期発見や治療に繋がるとされている唯一の検査とも言われています。大腸がんは初期症状が分かりにくく、症状がで始めた頃には既にがんが進行していた…という場合も少なくありません。

40歳を過ぎたら、定期的に大腸カメラ検査を受けていただくことを推奨いたします。

 

【当院の大腸カメラ検査の特徴はこちら!】

 

 

■大腸カメラ検査にかかる費用は?

では実際に大腸カメラ検査を受ける際にかかる費用はどのくらいなのでしょうか?

いらはクリニックでの大腸カメラ検査費用は以下の通りです。

 

- 大腸カメラ検査の費用

検査内容 1割負担の方 3割負担の方
大腸カメラ検査のみ 2,500円程度 7,500円程度
大腸カメラ+病理組織検査 3,000円~5,000円程度 9,000円~15,000円程度
大腸内視鏡ポリープ手術 7,000円~10,000円程度 21,000円~30,000円程度

 

※ただし上記金額は参考価格となりますので、実際の診療内容や検査内容によっては価格が変動する可能性もあります。また上記価格に初診料・再診料は含まれておりませんので別途発生いたします。予めご了承ください。

ご不明点やご質問についてはお気軽に医師またはスタッフまでお声がけください。

 

 

■保険診療と自費診療について

クリニックを受診されたことのある方であれば「保険診療」「自費診療」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。

皆様はこの2つの言葉の違いをご存知でしょうか?

詳しくご説明いたします。

 

保険診療と自費診療の大きな違いは、患者様が負担する金額が異なることにあります。

保険診療と自費診療の違いは以下の通りです。

 

 

~保険診療とは~

日本の医療制度には「公的医療保険(国民皆保険)」というものがあり、病気やケガをした際に全員が等しく同じ金額で医療の提供が受けられる仕組みがあります。

そのため、患者様は医療費を全額負担することなく、一部の負担のみで医療提供を受けることができます。患者様の負担金額は原則3割と決まっており、残りの7割は国・保険組合が負担する仕組みになっています。

なお、義務教育就学前の子供や70歳~75歳未満の高齢者は所得に応じて、2割負担、75歳以上の後期高齢者は1割負担となっています。

「高齢者」といっても所得に応じて負担の割合は異なります。

 

 

~自費診療とは~

自費診療は公的医療保険の対象とならない診療を指します。患者様の負担金額が一部で済む保険診療に対して、負担金額が全額(10割)なのが自費診療です。

保険診療が「本当に医療が必要な方に対して行う診療」に対して、自費診療は「医療提供を満足に受けられている方がプラスアルファで行う診療」と言い換えることもできます。

自費診療の分かりやすい例が美容や予防医療などに当たります。

内視鏡検査においても症状がないなど、医師から検査の必要性がないと判断された場合には保険診療が適用されないこともあります。

 

 

それでは具体的に大腸カメラ検査が保険診療で適用される事例をご紹介いたします。

ぜひご参考にしていただければと思います。

 

 

■大腸カメラ検査が保険適用される場合

 

✔症状(下痢、便秘、血便、下血、腹痛など)がある

✔便潜血検査で陽性だった

✔健康診断、人間ドックなどで異常を指摘された

✔医師が大腸カメラ検査を必要だと判断した

 

上記のような場合に保険診療が適用されます。

ご不明な点等がございましたらクリニックまでお問い合わせください。

 

以上、大腸カメラ検査の費用についてお伝えさせていただきました。

当院は内視鏡検査を専門に実施しているクリニックです。    経験豊富な医師が苦痛を抑えた大腸カメラ検査を行います。ご不安な症状がある方は、まずはお気軽にご相談ください。

 

【当院の大腸カメラ検査について】

オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル(ONP)上原先生のごあいさつ

5月より週1で栄養カウンセラーとして勤務することになりました。上原千亜希といいます。

女性がほっと安心して話せる雰囲気づくりを大事にしています。

女性が元気でいることが家族の元気に繋がります。

その元気の源になる食べ物。食べるものを見直すことが不調の改善に繋がります。

不調の根本原因を考え、食事や生活の見直しを一緒にサポートさせていただきます。
よろしくお願いします。

内視鏡×費用

当院HPをご覧の皆様、お久しぶりです。
いらはクリニックの白石です。
今回のコラムでは、内視鏡検査の費用についてお話をさせて頂きます。

 

目次

 

胃カメラ検査の費用について

「内視鏡検査は高そう、、、」と心配されている方はいらっしゃいませんか?

 

胃カメラ検査は基本的に、胃痛や腹痛など消化器系の症状がある患者様が受けられることが多い検査です。その場合、保険が適応された金額を患者様にお支払いいただく形となります。胃カメラ検査を受ける必要がないと医師が判断した場合で、患者様が胃カメラ検査をご希望する際は、保険は適応されず、自費の価格となります。当院の胃カメラ検査の金額は以下の価格表をご覧ください。

 

- 胃カメラ検査の費用

検査内容 1割負担の方 3割負担の方
胃カメラ検査のみ 2,000円程度 6,000円程度
胃カメラ検査+病理組織検査 3,000円~4,000円程度 9,000円~12,000円程度

 

※上位の表示料金は参考です。実際の検査内容によって金額が変わる可能性があります。

【当院の胃カメラ検査の特徴はこちら!】

 

大腸カメラ検査の費用について

大腸カメラ検査も胃カメラ検査と同じように基本的には保険が適応します。大腸カメラ検査を受ける必要がないと医師が判断した場合で、患者様が大腸カメラ検査をご希望する際は、保険は適応されず、自費の価格となります。当院の大腸カメラ検査の金額は以下の価格表をご覧ください。

 

- 大腸カメラ検査の費用

検査内容 1割負担の方 3割負担の方
大腸カメラ検査のみ 2,500円程度 7,500円程度
大腸カメラ+病理組織検査 3,000円~5,000円程度 9,000円~15,000円程度
大腸内視鏡ポリープ手術 7,000円~10,000円程度 21,000円~30,000円程度

 

※上位の表示料金は参考です。実際の検査内容によって金額が変わる可能性があります。

【当院の大腸カメラ検査の特徴はこちら!】

 

 

保険と自費ってどうちがうの?

上記のように、検査費用は保険が適応されるか、自費で支払うかによって大きく異なります。では、保険診療と自費診療はどう違うのでしょうか?

 

保険診療

保険診療とは、健康保険や国民健康保険などに加入している人のための「公的保険制度が適用される診療」のことを言います。保険診療では、病院で保険証を提示すれば、70歳未満は3割負担、70∼74歳は2割負担、75歳以上は1割負担で受診することができます。残りの医療費は加入している保険組合が負担をします。日本では、国民健康保険法や健康保険法によって、病気に対する診療費・治療方法があらかじめ決められているため、どの地域のどの病院にかかっても、診療内容が同じであれば患者様が支払う金額は変わりません。これにより、日本国民は貧富の格差なく平等に医療をうけることができます。

 

 

自費診療

自費診療とは、保険診療のように公的保険制度が適用されない診療のことをいいます。自費診療の場合は、医療機関は診療費を自由に設定することができ、治療費は患者様の全額負担となります。健康を維持するための医療ではなく、「健康+α」となる美容医療や予防医療が自費診療に当てはまります。内視鏡検査の場合も、医師から健康であると診断された上で検査を受ける際には、自費診療の扱いになります。

 

保険証を忘れた場合は、自費診療になるの?

これまでのお話から、保険証が無ければ病院で保険診療が受けられないのであれば、「保険証を忘れたら自費診療になるの?」と疑問に思われる方もいるかもしれません。

結論からいうと、保険証が無くても保険診療の価格で診察・検査を受けていただくことができます。一旦は治療費の10割をお支払い頂くことになりますが、当月中に保険証の原本を提示して頂ければ、負担していた金額の差額分が返金されます。万が一、保険証をお忘れの場合は受付スタッフまでご相談下さい。

 

 

最後に

皆さん、今回のコラムはいかがだったでしょうか。
今回は、「内視鏡検査×費用」のお話をさせていただきました。内視鏡検査を保険で受ける場合はどのクリニックで受けても費用は同じということになります。同じ費用で受けるなら、妥協せずにより良い内視鏡検査を受けたいですよね。

 

当院では、患者様がストレスなく検査を受けられるようさまざまな工夫を行っております。
内視鏡検査を受けることを検討されている方は、ぜひお気軽に当院へお問い合わせ下さい。

 

このコラムを読み、「内視鏡検査を受けてみよう!」と思って下さる方が増えることで、多くの方の病気の早期発見・治療に繋がることを願っています。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

 

※当院の内視鏡検査は白石祐之先生が全て担当します。

内視鏡×鎮静剤

当院のHPをご覧の皆様、初めまして。
いらはクリニックの白石です。
今回のコラムでは、内視鏡検査時に使用する鎮静剤についてお話をさせて頂きます。

 

鎮静剤ってなに?

「そもそも鎮静剤って何なの?」というように思われる方も多いのでは無いでしょうか。
鎮静剤とは、一言で言うと「眠り薬」です。
内視鏡検査はスコープを人体に挿入して胃や大腸を観察するため、どうしても患者さんにある程度の負担が掛かってしまいます。例えば、胃カメラであれば「おえっ」っとして苦しくなったり、大腸カメラであれば痛みを感じたりといったものです。このような苦痛を軽減するために、ほぼ眠った状態で検査を受けて頂けるよう「鎮静剤」を使用します。これによって、「目が覚めたら検査が終わっていた」という現象が起きる訳ですね。

 

鎮静剤にはどんな種類があるの?

一般的な内視鏡クリニックで使用する鎮静剤としては、「ドルミカム」と「プロポフォール」という2種類が存在します。

 

<ドルミカム>

鎮静作用・睡眠作用・抗不安作用を併せ持つ鎮静剤で、安全性は高いお薬です。ただ、鎮静効果としてはそれほど強い訳ではありません。また、この「ドルミカム」を使用して内視鏡検査を受けた経験がある方はお分かりになるかと思いますが、鎮静効果が切れてから立ち上がる際に、「ふらつき」を起こす場合もあります。つまり、薬の効果が持続しやすいのが「ドルミカム」の特徴とも言えます。

 

<プロポフォール>

プロポフォールは鎮静効果が高いお薬ですが、ドルミカムとは違い「ふらつき」が起こりにくいというのがメリットです。つまり、鎮静剤としての「キレ」が良いのです。イメージとしては、「スッと眠りに落ちて、スッと目覚める」といった感じです。その分、鎮静時間は短いですが、安全性には定評があります。

 

 

鎮静剤を使用するメリットとデメリットって何?

では次に、鎮静剤を使用するメリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。

 

- メリット1 患者さんの負担を軽減できる

眠っている間に検査が終わるため、患者さんからすれば楽に検査を受けることができます。これが鎮静剤を使用する最大のメリットと言えるでしょう。苦しい思いをしたくないという方は、鎮静剤を使用して内視鏡検査を受けることを強くお勧めします。

 

- メリット2 病変の見落としを防げる

鎮静剤を使用することで、患者さんはほぼ眠っている状態になります。そのため、医師としてはスムーズに検査を行うことができ、観察に集中することができます。
例えばですが、胃カメラ検査で患者さんが咽頭反射を起こして、とても苦しそうにしていたとします。そうなれば勿論、時間的な制限が発生したり、患者さんが動いてしまうことで検査がスムーズに行うことが難しくなってしまったりします。こうなると、如何に医師とは言っても勿論人間であるため、焦りも生まれてきます。
より正確に検査を行い病変の見落としを防ぐためにも、鎮静剤は有効であると言えるでしょう。

 

- デメリット1 交通手段で車を使用することができない

鎮静剤を使用したあとの車の運転は非常に危険です。そのため、鎮静剤を使用して内視鏡検査を受けた後は、車で帰宅することは許可できません。モノレールやタクシーなど、他の交通手段を用意する必要があります。

 

 

- デメリット2 副作用が発生する恐れがある

どのようなお薬であっても、勿論副作用が発生する可能性はあります。これは、鎮静剤も同様です。医師も副作用の発生には細心の注意を払いますが、可能性をゼロにすることはできないため、これも鎮静剤を使用する際のデメリットと言えるでしょう。

 

 

結局、鎮静剤を使った方がいいの?

患者さんとしては、一番知りたいことは「鎮静剤を使うべきかどうか」ということだと思います。

 

これについて結論を述べるのであれば、ズバリ、鎮静剤は使用すべきです!

内視鏡検査を受けるときに、患者さんが一番心配されるのは「苦しくないか、痛くないか」ということです。勿論、それはそうですよね。私自身も検査を受けるのであれば、苦しい思いや痛い思いはしたくありません。

となると、やはり「眠った状態で検査を受けられる」というメリットは大きいのではないでしょうか。

ただ、医師の目線からお答えするのであれば、「苦しくないから鎮静剤を使った方が良い」という理由で鎮静剤使用を推奨している訳ではありません。「正確な内視鏡検査を行うため」に、鎮静剤使用を私は推奨しています。

例えばですが、下記2つのパターンがあるとすれば、皆さんはどちらを選択しますか?
①苦しくない内視鏡検査ではあるが、診断結果が正確でない
②苦しさが伴う内視鏡検査ではあるが、診断結果は正確である

これは皆さん、②を選択されるのではないしょうか。
例え苦しくなかったとしても、検査結果が正確で無ければ内視鏡検査に意味はありません。であれば、「苦痛を軽減できる」+「より正確に検査を行える」というメリットがある鎮静剤は、やはり使用するべきであると私は考えます。

 

最後に

皆さん、今回のコラムはいかがだったでしょうか。

 

本コラムを読んで頂いた結果、「鎮静剤を使って検査を受けよう!」、「鎮静剤を使えば比較的楽に検査が受けられるかも!」と、内視鏡検査を受けることに少しでも前向きになって頂ければ幸いです。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

 

※当院の内視鏡検査は白石祐之先生が全て担当します。

 

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