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大腸カメラ検査が必要な理由

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皆様は「大腸カメラ検査」と聞いて、どのようなイメージを持たれますか?

 

「肛門から内視鏡入れるのって痛そう…」
「何だか怖い…」
「下剤を飲むのが辛そう…」
など、ネガティブなイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。

 

当院に来られる患者様においても、大腸カメラ検査に対するネガティブなイメージをお持ちの方はいらっしゃいます。
しかしながら、大腸カメラ検査は現代において大腸がんの早期発見・治療をする上で最も有効な検査となっています。
ご自身やご家族が大腸がんに罹患しないようにするために、ぜひ定期的に大腸カメラ検査を受けていただくことを推奨します。

 

そこで今回のコラムでは、「大腸カメラ検査が必要な理由」についてお伝えいたします。まだ大腸カメラ検査を受けたことのない方や、受けるべきだとは分かっていてもなかなか検査に踏み出せない方は、ぜひ当コラムを参考にしてください。

 

 

 

■大腸カメラ検査とは?
大腸カメラ検査についてよく分からない方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に検査について説明いたします。
大腸カメラ検査とは、肛門からカメラの付いたスコープを挿入し、腸内部を観察する検査です。腸内部を直接観察することのできる検査で、病変や異常の有無を調べることが可能です。「痛そう」「怖い」といったイメージを持たれることの多い大腸カメラ検査ですが、最近では内視鏡検査に関する様々な改良が成されており、以前よりも楽に受けることが出来るようになりました。
さらに当院では、鎮静剤を積極的に活用しておりますので、苦痛を感じずほぼ眠った状態で大腸カメラを受けることが可能です。
当院の大腸カメラ検査の特徴については下記よりご確認ください。

 

【当院の大腸カメラ検査についてはこちら】

 

 

 

■大腸がんの死亡率は年々増加
日本国内において、「大腸がん」は非常に死亡者数が多い病気です。
厚生労働省が出しているデータによれば、2018年の大腸がんの死亡者数は男性で27,089人、女性で23,560人と言われています。つまり、日本男性の11人に1人、日本女性の13人に1人が大腸がんに罹患するということになります。
食の欧米化やストレス社会の進行により、大腸がんの罹患者数・死亡率ともに、年々増加しています。

ではなぜ、時代とともに医療技術は発展・進歩しているにも関わらず、大腸がんの死亡率は一向に下がらないのでしょうか?
どうして増加の一途をたどっているのでしょうか?

 

その理由は日本国内の『検診受診率の低さ』にあります。

皆様は、日本の検診受診率がどのくらいかご存知でしょうか?

 

 

 

■国内の検診受診率をご存知ですか?
大腸がんの死亡率増加の背景には、検診受診率の低さにあるとお伝えさせていただきました。日本では特定の年齢からがん検診を受けることができますが、大腸がん検診の対象である40~69歳の方の受診率は、男性で44.5%、女性で38.5%とかなり低いことが伺えます。
一方で、アメリカの検診受診率は80%以上と、日本と比較すると非常に高いです。アメリカでは受診率の増加に伴い、がんの死亡率も低下しているというデータも出ています。
つまり、検診の受診率は「がん死亡率」に反比例しているのです。

 

 

■大腸カメラ検査を受けるべき症状とは
大腸がんは初期症状が分かりにくいと言われています。
大腸がんが疑われる主な症状としては、

・便潜血検査で陽性
・血便が出る
・便秘や下痢を繰り返している

などです。

 

【大腸カメラ検査を受けるべき症状はこちら】

 

上記のような症状が出てから医療機関に行き、大腸カメラ検査を受けたら進行がんだった…という事例も少なくありません。
手遅れの状態を回避するためにも、ぜひ大腸カメラ検査を定期的に受けていただくことを推奨いたします。

 

 

 

■早期発見・早期治療により大腸がんは完治可能
上述の通り、死亡率の高い大腸がんですが、一方で早期発見・治療により完治できる病気でもあります。
大腸がんを早期発見する唯一の方法は、大腸カメラ検査で腸内部を直接観察し、がんに発展する可能性のある大腸ポリープや病変がないかを確認することです。
特に40歳以上の方や、親族にがん罹患者がいらっしゃる方は、症状の有無に関わらず注意が必要です。

 

 

■当院は内視鏡専門クリニックです
いらはクリニックでは、内視鏡検査に注力しているクリニックとして専門性の高い検査を行っております。
当院の内視鏡検査は経験豊富な医師が全例実施しておりますので、初めて内視鏡検査を受けられる方でも安心です。
お気軽にご相談ください。

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